石川樹脂工業のARASサステナブルコレクション『杉皮シリーズ』について解説!

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さまざまな樹脂製品を製造販売している石川樹脂工業株式会社は、2021年にARASサステナブルコレクション「杉皮シリーズ」を発売しました。

自然素材を使用することと、耐久性の強さを重視して作られた食器です。その杉皮シリーズについて、詳しく確認していきましょう。

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捨てられてしまうはずの杉皮を活用

杉皮シリーズには、その名前通り杉の木の皮が素材として使用されています。杉の木は木材として広く使用されていますが、木材を作る際に杉皮は不要です。

そのため、産業廃棄物として捨てられてしまいます。その杉皮の50%を、樹脂と混ぜ合わせています。そうすることで、杉皮を廃棄するためのコストの削減につなげ、林業にも貢献しています。

また、焼却の際に出るCO2排出量も減るため、環境にも優しい食器です。

耐久性の高いトライタン樹脂

杉皮と組み合わせられる樹脂は、トライタンと呼ばれる、ガラス素材と混ぜ合わせた新しいものです。

ガラスが持つ透明度がありながら、ガラスよりも耐久力がある上に、軽いので取り扱いが容易です。そのトライタンと杉皮の組み合わせによって、杉皮シリーズは1000回落としても割れないほどの強さを誇ります。

さらに、自然素材を使用していながら、食洗器にも対応しているため、特に気を遣わずに使用することができます。

機能性を重視した3種類の食器

杉皮シリーズには全部で3通りの食器があり、最もサイズが大きいのは大皿ウエーブです。名前の通り波打っているような形状で、盛り付けたものの立体感を演出することができます。その形状は液体を留める役割も果たし、サラダにドレッシングをかけたとしてもこぼれにくいです。

また、平らなパンを置いた時には、下に通気できる隙間ができるため、蒸れにくいです。さらに、全体が波打っているわけではなく、一部はフラットな形状なので、小皿を置くことも可能です。

深皿スクープは縁が大きな食器で、和食と洋食などジャンルを問わずに使用することができます。形は左右非対称で、スープやカレーなどの料理がすくいやすくなるように工夫されています。そのため、量が減っても傾けるようなことはせずに、最後のひとさじまでしっかりとすくえるでしょう。

サイズが小さく汎用性が高い小皿スロープも、深皿スクープと同じように左右非対称に作られています。そのデザインは、食卓の見た目が単調になってしまうのを防ぎます。使用する目的は特に限定されておらず、料理の小皿やスイーツなどいろいろなものを乗せられます。

ケーキのように倒れやすいものを乗せる場合は、一方が平らになっている形状が役に立ち、すくうようにして盛り付けることが可能です。

 

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