プロミスVisaカードは、大手消費者金融のプロミスが発行するクレジット機能付きカードです。ショッピング利用やキャッシングが可能で、審査が通りやすいことが特徴となっています。一般的な銀行系クレジットカードと比較すると、申し込みのハードルが低く、即日発行も可能なため、急ぎでクレジットカードを作りたい人には便利な選択肢です。
しかし、消費者金融系のカードであるため、銀行系のカードとは異なるデメリットも存在します。本記事では、プロミスVisaカードの主なデメリットを詳しく解説し、それらを回避するための対策も紹介します。デメリットを理解し、対策を講じることで、賢く利用することができます。
金利が高い!長期の借り入れには不向き
金利が高めに設定されている点に注意
プロミスVisaカードのキャッシング機能を利用する場合、銀行系カードローンと比較して金利が高めに設定されています。消費者金融系カードはリスク管理の観点から、比較的高い金利が適用される傾向にあり、特に長期間の借り入れを行うと利息負担が大きくなります。
金利の比較表
カード種類 | 実質年率(上限) | 無利息期間 |
---|---|---|
プロミスVisaカード | 4.5%~17.8% | 初回30日間 |
銀行系カードローン | 1.5%~14.5% | 無利息なし |
長期的な借り入れを考えている場合は、金利の低い銀行系カードローンの利用も検討する必要があります。
金利負担を減らすための方法
金利の負担を減らすためには、計画的な利用が重要です。
・短期間での完済を目指すことで、利息の支払いを最小限に抑えることができます。
・プロミスの「初回30日間無利息サービス」を活用することで、短期間の借り入れであれば利息ゼロで利用できます。
・他のカードローンと比較し、金利の低い選択肢を探すのも有効な方法です。
限度額が低めで、大きな買い物には向かない
審査に通りやすいが、限度額は低い傾向
プロミスVisaカードは、比較的審査に通りやすい反面、限度額が低く設定されることが多いです。高額な買い物や旅行費用の決済など、大きな金額を利用したい場合には、限度額がネックになる可能性があります。
限度額の比較表
カード種類 | 限度額 |
---|---|
プロミスVisaカード | 10万円~50万円 |
一般的な銀行系クレジットカード | 30万円~100万円 |
限度額を増やすためのポイント
・利用実績を積み重ねることで、増枠申請が可能になる場合があります。定期的に利用し、支払い遅延をしないことが重要です。
・他のクレジットカードと併用することで、大きな買い物をする際の支払い手段を増やせます。
・必要な金額が限度額を超える場合は、銀行系カードローンなど別の選択肢を検討することもおすすめです。
キャッシングの利用が信用情報に影響する可能性
信用スコアへの影響に注意
プロミスVisaカードでキャッシングを利用すると、その履歴が信用情報機関に記録され、他のローン審査に影響を与える可能性があります。特に住宅ローンや自動車ローンを申し込む予定がある場合、キャッシング履歴が審査に悪影響を与えることがあります。
信用情報を守るための対策
・必要最小限のキャッシング利用に留めることが大切です。頻繁に利用すると信用スコアが低下する可能性があります。
・CICやJICCなどの信用情報機関で、自身の信用情報を定期的に確認することで、ローン審査時の影響を事前に把握できます。
・銀行系カードと併用することで、信用情報のバランスを維持することができます。
ATM手数料が発生するため、頻繁な利用はコストがかさむ
ATM利用ごとに手数料がかかる
プロミスVisaカードのキャッシングを利用する際、提携ATMでは手数料が発生します。特に小額の取引を頻繁に行うと、手数料の負担が大きくなります。
ATM手数料の例
取引内容 | 手数料 |
---|---|
1万円以下の取引 | 110円 |
1万円超の取引 | 220円 |
ATM手数料を抑える方法
・手数料無料のATMを活用することで、コストを削減できます。
・必要な金額を一度にまとめて引き出すことで、手数料の発生回数を減らせます。
・銀行振込での返済を利用することで、ATMの利用回数を減らすことが可能です。
まとめ
プロミスVisaカードは、審査が通りやすく、即日発行が可能な便利なカードですが、一方で高金利や限度額の低さ、信用情報への影響など、注意すべきポイントもあります。
プロミスVisaカードを上手に活用するためには、以下の点を意識することが重要です。
・計画的に利用し、リボ払いを避ける(無駄な利息を減らす)
・金利や手数料を事前に確認する(他のカードとの比較も重要)
・信用情報への影響を考慮する(住宅ローンや自動車ローンを予定している場合は特に注意)
デメリットを正しく理解し、適切な対策を取ることで、プロミスVisaカードを賢く利用することができます。無計画な利用は負担を増やす原因になりますが、慎重に使えば便利な一枚となるでしょう。