住宅を購入する際、住宅ローンの選択は非常に重要です。特に、金利や審査条件はローンを選ぶ上で大きな要素となります。今回は、auじぶん銀行の住宅ローンについて、特に「新規借り入れ」に焦点を当てて詳しく解説します。変動金利は年0.229%、固定金利は年1.860%からとなっており、多くの借り手にとって魅力的な選択肢となっています。また、auじぶん銀行ならではの特典や保障内容についても紹介します。詳細にわたり検討し、最適なローン選びをサポートします。
金利と優遇割
auじぶん銀行の住宅ローンは、変動金利が年0.229%、固定金利が年1.860%から(固定2年の場合)となっています。これらの金利には、「au金利優遇割」が適用されており、適用前の金利は変動金利で年0.329%、固定金利で年1.960%です。さらに、「住宅ローン金利優遇割」を最大適用することで、さらに年0.150%引下げることができます。
例えば、「auモバイル優遇割」や「じぶんでんき優遇割」などを組み合わせることで、最大年0.1%の金利引下げが可能です。具体的には、「auモバイル優遇割」で年0.07%、「じぶんでんき優遇割」で年0.03%の引下げが適用されます。また、JNETやJTVの契約者には、「J金利優遇割」として最大年0.05%の金利引下げが適用されます。「JNET優遇割」「JTV優遇割」は対象エリアの戸建にお住まいの方に限られますが、これらの優遇は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
審査と申し込みの手続き
auじぶん銀行の住宅ローンの審査は、インターネットを通じて行うことができ、仮審査から本審査、契約までの手続きがオンラインで完結します。これは、忙しい現代人にとって非常に便利です。仮審査は最短で同日に結果が通知され、本審査もPCやスマホから申し込むことが可能です。必要書類はアップロードで提出できるため、手間が省けます。
特筆すべきは、契約手続きもインターネットで完結する点です。auじぶん銀行のマイページを通じて契約手続きを行い、司法書士との面談を経て契約が完了します。このプロセスにより、来店不要でスムーズに手続きが進められます。さらに、契約書の記載や捺印が不要であるため、手続きが簡便化されています。これは、住宅ローンの契約において非常に画期的な点であり、利用者にとって大きなメリットです。
保障内容
auじぶん銀行の住宅ローンには、「がん診断保障(50%)」、「4疾病保障(50%)」、および「全疾病長期入院保障」が金利上乗せなしで付帯しています。これにより、急性心筋梗塞や脳卒中、肝疾患、腎疾患などの4疾病に加え、精神障害を除くすべての病気やケガに対しても長期入院保障が提供されます。例えば、がんと診断された場合や、4疾病のいずれかを発病し所定の条件を満たした時は、ローン残高相当額の50%が保険金として支払われます。さらに、すべての病気やケガで入院が継続180日以上となった場合は、残高相当額が保険金として支払われます。これらの保障は、ローン契約者にとって大きな安心材料となるでしょう。
諸費用と手数料
住宅ローンにかかる諸費用としては、保証料は不要ですが、事務手数料が元金の2.200%必要です。この手数料は、ローンの契約時に一括して支払う必要があります。また、団体信用生命保険への加入も必須であり、保険料は不要ですが、健康上の理由で通常の保険に加入できない場合は、借入金利にプラス年0.3%の上乗せでワイド団信に加入することが可能です。これにより、健康上のリスクがある方でも安心して住宅ローンを利用することができます。
キャンペーンと特典
auじぶん銀行の住宅ローンには、金利優遇割引のキャンペーンが実施されています。例えば、「住宅ローン金利優遇割」を最大適用すると、住宅ローン適用金利から最大年0.15%の引下げが適用されます。「モバイル」「でんき」「ネット」「TV」をセットで利用することで、住宅ローン適用金利から最大年0.15%引下げとなります。さらに、auモバイル、じぶんでんき、JNET、JTVとのセット利用による金利引下げも魅力的な特典です。これらのキャンペーンを利用することで、さらにお得に住宅ローンを利用することができます。
借入条件
借入条件としては、申込時の年齢が満18歳以上65歳未満で、最終返済時が満80歳の誕生日までであること、前年度の年収が200万円以上であること、団体信用生命保険に加入できること、そして借り入れ対象物件に抵当権を設定できることなどが挙げられます。また、日本国籍の方、または永住許可を受けている外国籍の方が対象となります。借入金額は500万円から2億円までと幅広く対応しており、ご自身またはご家族がお住まいになるための資金として利用できます。
具体的には、戸建・マンションの購入資金、戸建の新築資金、他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え資金などが対象です。また、上記に伴う諸費用も借入金に含めることができます。担保としては、借入対象の物件(土地・建物)に抵当権を設定する必要があります。抵当権設定登記にかかる登録免許税・司法書士報酬などは別途負担が必要です。
まとめ
auじぶん銀行の住宅ローンは、低金利かつ多様な優遇割が適用される点で非常に魅力的です。特に、がん診断保障や4疾病保障、全疾病長期入院保障が金利上乗せなしで付帯している点は、借り手にとって大きな安心材料となります。さらに、インターネットを通じた手続きの簡便さも、大きなメリットです。
住宅ローンを検討している方は、ぜひauじぶん銀行の公式サイトを訪れて、詳細を確認してみてください。住宅ローンの選択は、将来の安心と生活の質を大きく左右する重要な決定です。賢明な選択をして、快適な住まいを手に入れましょう。