自宅から近距離であれば、さほどお墓参りが負担に感じないかもしれませんが、遠距離にお墓があり数時間もかかる場合は、お墓参りに行くこと自体も時間と労力もかかります。
そこで、お墓参りになかなか行けない人や墓地管理が困難な人が負担が少なくお墓参りと墓地管理ができる方法について紹介します。
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お墓参りと掃除を業者に代行してもらう
最近では、タクシー業者など民間の業者が親族に変わってお墓参りと墓地の清掃も代行してくれるところがあります。お墓のある地域の業者であれば、出張料がかからないところもあり、お花代や清掃代などだけで済む場合もあります。
また、地元に詳しい業者であれば、指定の墓地もよく分かるので目的地まで迷わずにすみます。必要に応じて、清掃や代行のお墓参りの様子を動画に撮り、依頼者に送信してくれるのでお墓の状況やお墓参りの前後が分かって安心です。
デメリットとしては、お墓参りの頻度にもよりますが、代行費用が年に数回かかるということがあります。まだ自分で年に1回でもお墓参りに行ける人であれば、数回分の1回を代行業者に依頼するとお墓参りの頻度が少なくなり、負担も軽減することはできます。
お寺や墓地管理をしてくれる墓苑や納骨堂を利用する
帰省が困難でお墓参り自体ができない人には、お寺や市営、納骨堂などのある墓地や霊園を管理している墓苑や納骨堂などに一切の管理を任せる方法もあります。
年管理費や利用料を一括して支払えば、その後の管理をしてくれるのでお墓参りに行けない事情があっても安心できます。墓苑やお寺などによっては、個別に永久管理してくれるところと期限付きで個別管理して、期限が過ぎたら合同墓で一括管理するところがあるので、利用の際に確認が必要です。
子どもや孫などお墓を管理する人がいない場合は、選択肢の一つになります。デメリットとしては、こちらも利用料や管理料がかかります。
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お墓じまいをしてお墓を持たない
今あるお墓をどうするか考えるとき、お墓を管理する者がいないことやいても子どもや孫に負担をかけたくないという人もいるかもしれません。
その場合の選択肢の一つとして、親世代で墓じまいをする方法があります。これまであったお墓を自分たちの代で閉ざしてしまってもいいのか、決断にも抵抗があるかもしれません。
しかしながら、お墓参りができない場合には選択肢の一つになるかもしれません。その場合、宗派によって異なりますが、閉眼供養料も必要です。
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