ただ、いつお墓参りをすべきなのか実はよくわからないという人もいるのではないでしょうか。そこで、お墓参りに適した時期を紹介します。
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先祖が帰って来るとされるお盆
お墓参りに最も適しているといえるのは、お盆の時期です。一般的には8月13日から16日までの4日間ですが、地域によっては新暦を採用し、7月13日から16日までがお盆となっている場合もあります。
お盆はご先祖が帰って来るとされているため、帰って来たご先祖にあいさつをするために、お墓参りをすると良いでしょう。 そして帰ってきたご先祖を迎えるという意味合いの場合は午前、天国へ帰っていくご先祖を見送るつもりであれば午後、と時間帯が異なります。
時間帯は厳密には定められていませんが、お盆の時期は暑く、熱中症のリスクもあります。そのため、日差しが強い日中ではなく、早朝あるいは夕方にお墓参りをすることが望ましいです。
彼岸に当たる春分の日と秋分の日
春と秋にある彼岸も、お墓参りに適している時期です。春分の日と秋分の日を中心に、お墓参りの日を決めましょう。春分の日と秋分の日は、この世である此岸と、あの世の彼岸が近づくとされています。
そのため、故人を供養する気持ちがあの世に届きやすいということで、お墓参りをする人が多いです。お盆とはお墓参りの意味合いが異なるので、可能であればお盆と彼岸のお墓参りは分けた方が良いです。
ただ、熱中症リスクを下げるために、涼しくなった秋分の日の時期に、お盆と彼岸の分のお墓参りをまとめて行うというのもひとつの手です。
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故人で異なる祥月命日と月命日
親が亡くなった日にまつわる命日も、お墓参りに適しています。月日が同じで年に一度だけ訪れる祥月命日と、日だけが同じで年に11回訪れる月命日があります。
いずれも、亡くなった人やその家族にとって特別な日ということで、故人をしのぶためにお墓参りをします。特に祥月命日は、親が亡くなった月日と同じということで、お墓参りをする人が多いです。
月命日も同様に、亡くなった親をしのぶのに適していますが、毎月1回お墓参りをするのは、負担が大きくなりやすいです。
そのため、親が亡くなってから数年はお墓参りをするけれども、三回忌などの区切りで、お墓参りは祥月命日のみにする場合も珍しくありません。
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