シニアの悩み解決！介護のための安心リフォーム

親に介護が必要となったとき、自分もはやシニア世代。自分自身の健康を保ちつつ、高齢者である親の介護に安心して向き合いたいと、悩みを抱えていませんか。

そこで今回は、負担が軽減でき介助しやすくなるためのリフォームについて紹介します。介助する自分が安心できれば、介護の必要な親御さんも安心して身を任せることができるはずです。

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介護のための安心リフォームその1！段差解消

家の中で事故が起こるのは、階段や玄関、部屋と部屋とのちょっとした段差です。体の動きが鈍くなってきている高齢者にはわずかな段差でも危険ですし、倒れかけた体を支える介助者にも大きな負担がかかることになります。

通常の生活では日常的すぎるがゆえに、見逃しやすい危険ゾーンといえます。

介護しやすくするための段差解消リフォームとして、玄関や通路に「手すり」を設置して転倒防止を図るようにしましょう。また、車いすを使用する場合を考え、「スロープ」を設けたいものです。

スロープがあることで、自力で移動や出入りをすることもできるため、介助する側の負担も軽減できます。

車いすの場合ですと、玄関や部屋の「扉の間口」を広くしたり、ドアを「引き戸」にしたりすることで、出入りが楽にスムーズに行えるようになります。

車いすの使用を前提にリフォームしておくと、介助する側が高齢者を抱えたりおぶったりする危険なく移動させることができるというメリットもあり、安心です。

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介護が必要な立場のみならず、通常に生活していてもトイレ空間では不便が多いものです。冬は寒く、和式トイレはしゃがみづらく、案外、負担が出やすい場所です。

また、プライベートな個室ゆえ、介助がしづらいスペースでもあります。そこで、介護が必要な場合でも、一人で安全に排泄や身支度ができるよう、ヒートショック防止のため、トイレに「設置型ヒーター」を置いたり「暖房便座」にしたりすることをお勧めします。

動かしづらい体に負担がかからないよう「洋式トイレ」にしたり、体を支えながら排便でいきむのに、ここにも「てすり」を設置したりしておくと安心です。

浴室もトイレ同様「暖房」「てすり」を設置し、さらに、バランスを崩しやすいため、またいで出入りしやすい「浴槽の高さ」にしておきたいものです。

滑って転倒する危険も高い場所なので、「滑りにくい床」にリフォームしておきましょう。また、浴室では介助の必要な場面が多いため、特に「広めの空間」が必要です。

介護される高齢者にとって、入浴が少しでもリラックスタイムとなるよう、「好きな色調やタイル柄の壁」にしたり、「お気に入りの音楽」を流したりして、心と体が楽になり休まる時間や空間にしてあげたいものです。

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