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無意識に介護うつになりやすい思考になっている人
今現在介護を行っている人で、うつのような症状を抱えている人は、介護をする以前から親の介護について考えるだけで気分が沈み込みがちになることが多かったと思います。
それは、介護が嫌だという思考よりも、もし、自分の親が介護になったらどうしようという不安を悩み過ぎていたことに原因があるのかもしれません。まだ介護が始まってもいないのに、あまり介護について考えすぎてしまうと、うつ状態に陥りやすい傾向があります。
「どうしよう」と考えるのであれば、もし介護が必要になったときに受けられるサポートや便利な製品を調べたり、他に家族がいる場合はいざというときにどうすればいいのか、不安を打ち明けた上で相談に乗ってもらいましょう。
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「がんばらない介護」は可能
マジメな人ほど、介護について「こうあるべき」と思ってしまいます。すべて自分でやらなければ!という思い込みをまず捨ててみることが、介護でうつになってしまわない秘訣です。
親の介護について投げ出したいと思ってしまっても、自分を責めないでください。「今、頑張りすぎているからなんだ、少し考えるのをやめよう」と思って、少しでも気持ちを軽くしてあげることが大切です。
知っておきたい介護うつ
介護をしている人は、世代的に40代から50代の年代の人が多いです。その人自身が、シニア世代であり、本来ならば自身の老後に向けて考える時期にある人々です。
子どものいる人では、まだ子育てが終わっていない人も多い年代です。仕事をしている人も多く、育児・仕事・介護と、体力的にも精神的にも苦しいのも無理はありません。そういったことから、介護うつになってしまいます。
また介護でうつになってしまっても、クリニックにかからないケースも目立ちます。介護が原因と思われるうつも、うつの一つです。落ち込みやすい、眠れない、イライラしてしまう等、不安な症状がある場合は受診を検討してみるのも大切です。
少しでも自分に負担になることを減らし、精神的にも肉体的にも楽になることで、介護される側もする側も心が健やかになる方法を目指したいものです。
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