では、夫婦での老後を考えた場合、家を購入したほうがいいのでしょうか。
購入するべきかどうかは状況に合わせて考えていくことが大切です。
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老後は家賃の負担が大きい
老後のために貯金をしたいと考えているものの、持ち家がない状態なので先に夫婦で老後も暮らせる家を購入するべきか迷っているという方もいるでしょう。
老後の収入が年金のみの場合、年金だけで夫婦2人の生活費と賃貸の費用を支払うのは難しいことです。また賃貸物件の場合、老後は物件を新しく借りるのが難しいという注意点もあります。
一方で持ち家を持っている方であれば、老後の家賃負担はなく、固定資産税などの費用のみで済むため負担を大きく減らせます。
老後の負担を少しでも減らしたいと考えているなら、持ち家の購入を検討するのも1つの手です。
無理して持ち家を購入する必要はない
ローンの支払いが完了している持ち家があれば、老後における住居の費用負担を減らせます。しかし、少しでも負担を減らしたいと考えている場合でも、あわてて持ち家を購入すると後悔する結果になってしまう場合も多いので注意が必要です。
例えば30歳の時に住宅ローンを購入した場合は、30年ローンを組んでも定年までにローンの完済が可能です。一方50歳で住宅ローンを組もうと思っても、30年ローンにしたら定年を過ぎてもローンの支払いが終わりません。
年金暮らしになってからもローンの支払いが続いていると、老後の生活が苦しくなることもあります。老後を心配するなら、無理に持ち家を購入するより老後資金を貯めるほうがゆとりのある生活ができるかもしれません。
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少しでも費用負担を減らすための選択肢
老後に備えて家を買うのではなく、仕事をリタイアしたら家賃負担が少ないエリアに引っ越すのも1つの手です。
例えばリタイア後は都市部から家賃負担の少ない郊外のエリアに引っ越すだけでも、老後の家賃負担を大きく減らせます。持ち家を持っているほうが安心と思う方も多くいますが、一番の優先事項は老後資金を貯めることです。
焦って家を購入して後悔することがないように、まずは老後の暮らしに備えてお金を貯めることから始めましょう。
お金の貯め方にはさまざまな選択肢があるため、自分たち夫婦に合ったお金の貯め方を選ぶことが大切です。
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