新宿の象徴、新宿ミロード閉館へ「40年の歩み」

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新宿ミロードは、2024年3月16日に、40年にわたる商業施設としての歴史を閉じます。「好きに生きてこ、これからも。」という前向きなメッセージと共に、特設サイトで公開されたフィナーレムービーが利用者や関係者への感謝を伝えています。閉館の背景には、新宿駅西口地区の大規模な再開発計画が進んでおり、このエリアも新たな商業施設に生まれ変わる予定です。閉館までの間、多くのイベントが予定されています。

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新宿ミロードの40年の歴史

新宿ミロードは1984年に開業して以来、ファッション、飲食、雑貨など約100の専門店を持つ商業施設として、特に20代女性に人気のショッピングスポットでした。新宿駅直結という利便性から、幅広い世代に親しまれ、新宿のランドマークとしての役割を果たしてきました。

新宿ミロードの主要なフロア構成

フロア主な内容
ファッションフロアレディースファッションを中心に、多数のブランドショップが展開されている。
飲食フロア国内外の飲食店が集結し、多彩な食事の選択肢を提供。
雑貨・アクセサリーフロア日常使いの雑貨やアクセサリーのショップが立ち並ぶ。

閉館に至る理由と新宿駅西口再開発計画

新宿ミロードの閉館は、小田急電鉄、東京地下鉄、東急不動産が進める「新宿駅西口地区開発計画」によるものです。この計画は2029年度の完成を目指し、新宿駅周辺を大規模に再構築するプロジェクトです。ミロードが所在する「B区」も再開発の対象となり、一旦施設は閉鎖されることになりました。

再開発後には、ミロードで培われた商業運営のノウハウを活かした新たな施設が誕生し、地域の活性化に寄与すると期待されています。

「好きに生きてこ、これからも。」— 感謝を込めたフィナーレムービー

新宿ミロードの閉館発表に伴い、特設サイトが開設され、40年の歴史を振り返る「Goodbye Movie」が公開されました。このムービーでは、長年愛され続けたミロードが利用者やスタッフへの感謝を込めてメッセージを伝えています。「好きに生きてこ、これからも。」という言葉は、これからも変わらぬライフスタイルを提案し、多くの共感を呼び起こしています。

閉館までのキャンペーンとイベント

閉館まで、新宿ミロードでは「思い出」「未来」「感謝」「お別れ」の4つのテーマに分けたキャンペーンが実施されます。これらのキャンペーンを通じ、利用者への感謝とともに閉館への道のりを共有するイベントが企画されています。

テーマ内容
思い出40年の歴史を振り返る展示や特別セールが予定されています。
未来再開発後の新しい商業施設のビジョンや計画を紹介。
感謝長年の利用者や関係者に対して感謝のメッセージが送られます。
お別れ最終日に向けて特別イベントが企画され、閉館セレモニーが行われる予定です。

閉館の影響と地域への貢献

新宿ミロードの閉館は、一時的に地域経済や周辺商業施設に影響を与えるかもしれませんが、再開発プロジェクトにより、さらに多くの来訪者を引きつける新たな商業施設が誕生します。この新施設は、地域との結びつきを重視し、地元の活性化を目指します。ミロードの経験を活かし、時代に合った多様なニーズに対応する「楽しい」空間が提供される予定です。

新宿ミロード閉館後の展望

新宿ミロードの閉館は一つの時代の終わりを告げますが、再開発によって新宿駅西口エリアは商業と文化の融合を目指し、新たな時代を迎えます。新しい施設はミロードの地域に根ざした理念を継承しつつ、未来志向のデザインとサービスを提供し、多くの来訪者に再び愛される場所となることが期待されています。

まとめ

新宿ミロードは、40年の歴史を終えますが、そのノウハウや経験は次世代へと引き継がれます。「好きに生きてこ、これからも。」というメッセージは、ミロードが大切にしてきた姿勢を象徴しています。再開発を経て、新たに生まれ変わる施設が地域とともにさらに発展していく未来が、多くの人々から期待されています。

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