旧ジャニーズ事務所、豪華メンバー集結のコンサート「チケット代1万5000円」で賛否両論

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2024年3月2日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)が、4月からの新体制での本格活動開始を前に、一大コンサートの開催を発表した。この発表は、同事務所にとって新たな歴史の一歩と位置付けられており、公式サイトでは『今いるスターたちと、これから誕生するスターたち、それぞれの個性や目標に寄り添い、伴走する。その新たな伝説を、新会社のスタートとするべく、この度コンサートを開催させていただく運びとなりました。』との声明が出された。公演は、4月10日に東京ドーム、5月29日、30日に京セラドーム大阪で実施される予定で、NEWS、SUPER EIGHT、KAT-TUN、King&Prince、SixTONES、Snow Manなど、12組の豪華メンバーが出演することが決定している。

しかし、このコンサートのチケット価格が「1万5000円」と設定されたことが、SNSを中心に大きな話題となり、賛否両論の声が上がっている。特に、4月10日が水曜日という平日開催であることもあり、学生や社会人からは参加しにくいとの苦言も聞かれる。一部のネットユーザーは『高すぎて4度見』と驚愕し、他のイベントと比較して『今までが安すぎた』との意見も出ている。実際、旧ジャニーズ事務所のライブは6000~9000円程度のチケット代が一般的で、その価格設定はファンにとって魅力の一つであった。

 

芸能界の価格相場との比較

芸能界に詳しい記者によれば、大手音楽フェスやK-POPアイドルのライブでは、チケット代が1万円を超えることは珍しくなく、この点から見れば「1万5000円」という価格設定に違和感はないという。ただし、旧ジャニーズのファン層は、これまでの比較的低価格なチケット代に慣れ親しんでいたため、今回の価格設定に対する反応は、そのギャップに起因するものと考えられる。

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コンサート価格設定の背景

コンサートの価格設定には、会場の借り上げ費、出演者のギャラ、ステージ設計や装飾などの製作費用、さらにはセキュリティやスタッフの人件費など、多くのコストが含まれている。今回のような大規模な公演では、これらのコストが特に高くなる傾向にある。そのため、チケット代が上昇することは、ある程度避けられない現象であるとも言える。また、新体制でのスタートを飾る意味合いもあり、特別な公演としての価値を反映した価格設定だとも捉えられる。

 

まとめ

STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)が4月からの新たなスタートとして、豪華メンバー12組を迎えたコンサートを発表したことは、エンターテインメント業界に新たな話題を提供しました。しかし、このコンサートのチケット代が1万5000円という価格設定に対し、ファンや一般の人々からは賛否両論の声が上がっています。価格の高さに「高すぎる」と驚く声や、平日開催に対する苦言もありましたが、一方で「今までが安すぎた」とする意見や、他ジャンルと比較して相場に見合っているとの意見も見られました。この価格設定に関する議論は、旧ジャニーズのライブがこれまで特別な価格帯で提供されていたこと、そして業界全体の価格水準との比較から生じています。今回のコンサートは、ファンにとっては高額ながらも、旧ジャニーズ事務所の新しい章の始まりを体験する貴重な機会となりそうです。その価値をどう評価するかは、個々のファンや興味を持つ人々に委ねられています。

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