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おりたためるタイプの風呂椅子
介護用風呂椅子には使っていない時に折りたためるタイプの製品もあります。使わない時はたたんで置いておけるので、狭いスペースでも無理なく保管しやすくなっています。
使う時は広げておいて、そのまま普通の椅子のように座ることが可能です。簡単な作業で折りたたむことができるタイプの椅子もあり、複雑な作業は苦手だという方にもぴったりです。
小さく折りたためば持ち運びも楽なので、介護をする家族の負担になりにくいです。さっとたためて邪魔にならない風呂椅子を使って、毎日のお風呂時間を楽にすませましょう。
背もたれの有無もポイント
風呂椅子には背もたれがあるもの、背もたれがないもの、低い背もたれがあるものの3種類が存在します。背もたれがあるものは普通の椅子に座るように体を椅子にもたれかけて使うことができ、座りながら入浴したい方におすすめです。
姿勢を安定させてシャワーを浴びることができるので、背中や腰を自分1人の筋力では支えられない方が使うのに向いています。入浴する時に介助が必要な場合でも、無理なく背もたれを利用しながら洗うことが可能です。
背もたれがない風呂椅子は自分1人で座ることができる方向けです。座りながら簡単に体の向きを変えることができるので、体の正面を洗った後に後ろを向いて背中にシャワーを浴びせる、という使い方もできます。背もたれがない分スペースもあくので、狭いバスルームで使うのにもぴったりです。
低い背もたれのある風呂椅子は、長時間座っているのが難しい方向けです。猫背の方が使うのにも向いていて、ちょっと背中を倒して使っても後ろに倒れていかないので安全性が高めとなっています。
風呂椅子を買う時は介護を受ける方の体の調子を丁寧に調べて、その人に合った製品をチョイスしましょう。
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ひじ掛けがある椅子や高さを調節できる椅子もある
肘を乗せられるタイプの風呂椅子は、体に麻痺がある方でも座りやすいです。製品によってはひじ掛けを外せるものもあったり、ひじ掛けの高さを調節できたりするものもあります。
ひじ掛けが低すぎたり高すぎたりすると、座っているのがきつくなってしまうので、座る方に好みの高さかどうか確認しながら調整するとよいでしょう。
また、椅子自体の高さを調節できるタイプの風呂椅子もあります。椅子が低すぎると窮屈な思いをしますし、逆に高すぎると足が地面につかなくて立ち上がりにくくなってしまいます。
高さをきちんと調整すれば、お風呂の時間も気持ちよくすごすことができそうです。
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