将来年金を受け取るためには、厚生年金や国民年金を一定条件払う必要があります。

この二つの年金は公的年金とよばれています。 手続きの問題で重複して払ってしまう場合がありますが、そのような場合どうすればよいのでしょうか?

 

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国民年金を前納した場合

国民年金を前払いしていて、途中で厚生年金に切り替えた場合に、厚生年金と国民年金を重複して支払うケースが生じます。

国民年金には、まとめて前払いすると割引が適用される「国民年金前納割引制度」という口座振替限定の制度があります。2年前納や1年前納、6ヶ月前納などがあり、より早く払った方が割引額が大きくなる仕組みです。

この前納制度を利用した場合に、公的年金を重複して払ってしまうことがあります。

例えば、1年前納を利用しその年度分(4月~翌年3月分)の国民年金を4月末日に口座振替で払ったとします。その後5月~翌年の3月までに会社などに勤め、厚生年金を払い始めた場合、厚生年金と国民年金が重複して払われることになるでしょう。

重複して払った分の国民年金は後日返還されますが、手続きを行わなければなりません。さらに、返還されるまでに時間もかかってしまうため、前納制度を利用する際は注意が必要です。

 

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会社を月末以外で退職した場合

重複して支払ってしまうケースに、会社を月末以外で退職した場合が考えられます。会社に勤めていて厚生年金を払っている方は、毎月の給与から天引きされています。厚生年金は、会社によって当月分の給与から天引きする場合と、翌月分の給与から天引きする場合があります。

そして、重複して払うケースが生じるのは、当月分の給与から天引きしている会社の場合です。

例えば、5月15日付で退職して、その後は国民年金に加入するとします。公的年金はその月の末日に加入していたものを払うことになるため、5月分は国民年金を払うことになるでしょう。

しかし、当月分の給与から厚生年金を天引きしている会社の場合、退職した月の給与からも厚生年金を天引きしてしまうことがあります。重複して払った分の厚生年金は、会社から返還してもらえますが、退職後に会社と手続きを行わなければなりません。

したがって、月途中で退職する場合は、あらかじめ会社が当月分の給与から厚生年金を天引きしているのか、確認しておく必要があります。

 

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